第19回ショパン国際ピアノコンクール2025(第一次予選)
第19回ショパン国際ピアノコンクール2025の本戦・第一次予選が、10月3日から始まりました。
本選のスケジュールは以下の通りです。
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ステージ1:10月3日〜7日
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ステージ2:10月9日〜12日
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ステージ3:10月14日〜16日
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ファイナル:10月18日〜20日
今回もYouTubeで全ステージが高画質・高音質で生配信されており、世界中どこからでもすべての演奏を楽しむことができます。時間のあるときにはテレビに映して鑑賞していますが、まさに贅沢な時間です。
使用されるピアノは、スタインウェイ、ヤマハ、カワイ、ファツィオリ、そして今回は新たにベヒシュタインが加わった5台です。
この原稿を書いている時点では、ベヒシュタインを使用している演奏者はまだ見かけていません。例年、スタインウェイを選ぶ奏者が圧倒的に多く、続いてヤマハが選ばれる傾向にありますが、今回はカワイ(Shigeru Kawai)を選ぶ奏者がかなり多い印象です。Shigeru Kawai推しの自分としては、密かにうれしく感じています。
さすがに全員の演奏を聴くことはできていませんが、たまたま聴いた中で特に印象に残ったのは次の2名です。
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Zitong Wang(中国)
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Shiori Kuwahara(日本)
偶然耳にした演奏ではありますが、どちらも深く印象に残る素晴らしい演奏でした。
もっと魅力的な演奏者もいるかもしれませんが、ぜひ次のステージに進んで、さらに素晴らしい演奏を聴かせてほしいと思います。
皆さんもぜひ時間のあるときに、ショパンコンクールの演奏をお楽しみください。
