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動悸

[2019.07.02]

動悸にもいろいろな種類があります。文字通りドキドキしたり、結帯と言って脈が抜ける感じがしたり、突然鼓動が激しくなったり、脈がバラバラになったりと人によって表現は様々です。

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動悸というと循環器の医師にとってはすぐに「不整脈!」と頭に浮かびますが、話を聞くとかならずしも不整脈ばかりではありません。例えば息切れを動悸と表現していたり、横になって静かになると心臓の鼓動が聞こえることを動悸とおっしゃったりと人によって表現は色々あります。このような受診された方は動悸が出現したときの症状をよく聞くようにしています。例えば突然規則正しい鼓動が出現して、突然症状が消失するような訴えがある場合には、不整脈の中でも発作性上室性頻拍症ではないかと疑います。脈が時々抜けるような感じがする場合は期外収縮を疑います。期外収縮の場合、手で脈をとると実際に脈が抜けるのが分かりますので、患者様の脈をとりながら診察すると「今抜けた!」と患者様がおっしゃるのでそれだけで診断がつくことがあります。脈がバラバラになる場合は心房細動を疑います。心房細動の場合、慣れている人は不整脈を自覚しない人もいますが、口から心臓が飛び出るほど苦しいと表現するような人もいらっしゃいます。

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動悸を訴える人の検査としてはやはり24時間心電図(ホルター心電図)が王道です。ホルター心電図は不整脈の種類と数を調べるだけでなく、1日の脈拍数をカウントしたり、狭心症などの不整脈疾患以外の診断にも有効な場合があります。不整脈の診断で重要なのは24時間心電図だけではありません。不整脈を起こすような甲状腺異常がないかを測定したり、カリウムやマグネシウムなどの電解質をチェックしたりすることも重要になってきます。さらに重要なものことは、心機能の検査です。心機能が悪い結果、不整脈が出現するような場合は非常によくない状況になります。例えば心筋梗塞を起こした結果不整脈が出ていたり、心機能が非常に悪く、その結果でているような不整脈の場合、命の危険がありますので、精密検査が必要です。

当院ではホルター心電図をはじめ、心臓超音波検査や採血など不整脈の原因となる疾患の鑑別はほぼ一度の来院で検査できますので、動悸を感じられた方はぜひ一度ご相談ください。

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