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朋(とも)遠方より来る

[2019.07.21]

「朋(とも)有り、遠方より来る」とは論語にでてくる有名な一説です。全文は、「子(し)(いわ)く、学びて時にこれを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)(あ)り遠方より来(きた)る、亦た楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦た君子ならずや」です。孔子(こうし)が言われた。「師の教えてくれたことを学び、いつも繰り返して自分の身につける。なんと喜ばしいことだろう。同じ志をもつ友達が遠くからでもやってきて一緒に学ぶ。なんと楽しいことだろう。たとえこうした生き方を他人がわかってくれなくても、気にかけたりはしない。それこそ君子といえるのではあるまいか。」というのが全体の意味ですが、現代では「朋が遠くからやってきて、何と楽しいことだろう!」みたいな意味で使うのではないでしょうか?

回りくどい言い方になりましたが、北大時代の友人が先日北海道から上京して久しぶりに会うことができました。彼は札幌の中核病院で外科医をしていて、学会に参加するために東京へ来たそうです。北大時代の友人と書きましたが、実際には浪人時代に予備校で知り合い、席が近かったことと第一志望が一緒だという事で意気投合し、無事に大学に合格した後もずっと友達でいましたので、もう30年以上もの付き合いになります。彼は医学部の剣道部、自分は全学のオーケストラに所属していましたので部活動は別々でしたが、クラスも6年間一緒で、しょっちゅうお互いの下宿先に遊びに行ったり、テスト勉強をしたり、スキーに連れて行ってもらったりといつも一緒でした。とくに4年生の時は夏に沖縄に旅行に行ってユースホステルを泊まり歩いてなかなかハードな旅行も一緒にしましたし(この時の日焼けで自分の顔に大きなシミができました・・・)、5年生からは約2年間一緒に国家試験対策の勉強をグループになってやっていましたので、自分にとって本当に数少ない真の友人です。彼は、私たち夫婦の結婚式の時には北海道から東京へ来てくれて、寮歌「都ぞ弥生」の前口上もやってもらって、肩を組みながら歌った寮歌のことは本当に一生忘れないでしょう。

真の友人とはお互いにメールやLINEをしなくても、ずっと会わなくても、お互いに分かり合える(ような気がする)仲であって、彼ともしばらく会っていなかったのですが時間の流れなど全く感じませんでした。人形町の鉄板焼き「JIN」さんでおいしく夕食をいただきながら、とりとめもない話をしました。親のこと、子供のこと、仕事のことなどなど。彼は自分とは違って昔から友達も多かったと思いますが、一本芯の通ったところがあって、必ずしも世の中の流れに乗るようなタイプではなく、そんなところも全く変わっていなくて嬉しくなりました。いまだに夫婦でガラケー、家にテレビはなく、賃貸の家に暖炉をつけて薪をくべているそうです。そう言えば、私たち夫婦が富良野の彼の家に遊びに行ったときに、3-4歳の長男と生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしながら、ジンギスカンやチャンチャン焼きをしてくれたのを思い出しました。

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2004年5月 富良野にて

食事の後は、クリニックに来てもらって院内を案内をして自撮りをしました。

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2019年7月 クリニックにて

初めて会った時からずいぶんと時間が経ちましたが、幸いお互い体型もあまり変わりなく元気で過ごしているようで、また再会を誓って握手をして別れました。今度は北海道で会いましょう。

個人的なお話失礼いたしました。

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