アミノインデックス
アミノインデックス®について
血液中のアミノ酸濃度バランスから、現在の健康状態や病気の可能性を評価する検査です。現在がんである可能性や、将来脳卒中・心筋梗塞や糖尿病を発症するリスクなどを評価することができます
当院でのアミノインデックスの検査について
(1)お電話にてお申し込みください。最短でも1週間以上先の予約をおとりいたします。
(2)空腹の採血になりますので、午前中に行います。
(3)検査時間は30分程度となります
(4)前日の夕食は21時までに済ませ、その後は何も召し上がらないでください。
(5)水は十分にお採りください。
(6)お茶・ガム・飴類・牛乳・ジュースは検査終了までお控えください。
(7)アミノ酸入りのサプリメント・スポーツドリンク飲料は前日より検査終了までお控えください。
費用
男性 25,000円(税込) 女性 25,000円(税込)
AIRS®とは?
AIRS®は、1回の採血で、血液中のアミノ酸濃度バランスから、現在・将来のさまざまな疾患リスクを一度に検査します。
人のからだは約60%が水分で、約20%がたんぱく質でできています。
人のからだを構成しているたんぱく質は、20種類のアミノ酸から作られています。
健康な人の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ、一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、さまざまな病気になると、一定に保たれている血液中のアミノ酸濃度のバランスが変動することが分かっています。
AIRS®とは、血液中のアミノ酸濃度バランスから、さまざまな疾患リスクを一度に評価する検査です。AIRS®はアミノインデックス®がんリスクスクリーニング(AICS®)と、アミノインデックス®生活習慣病リスクスクリーニング(AILS®)エーアイエルエスの検査結果を報告させていただきます。
AIRS®の対象と注意事項
AIRS®は、下記年齢の日本人を対象として開発された検査です。 これらの方以外の結果は報告されますが、評価対象外となります。
・脳卒中・心筋梗塞の方(治療中も含む)のAILS(脳心疾患リスク)値やランクおよび検査結果に基づくタイプ、糖尿病の方(治療中も含む)のAILS(糖尿病リスク)値やランクおよび検査結果に基づくタイプも出力されますが、いずれも評価対象外となります。
・この検査には健康保険は適用されません。検査の費用については受診される医療機関におたずねください。
・子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性について評価することはできますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
AICS®とは?
AICS®とは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な方とがんである方のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、現在がんである可能性を評価する検査です。早期のがんにも対応しています。
■健康な方と胃がんの方のアミノ酸濃度バランス
AICS®の評価できる内容
AICS®の報告内容
AICS®は、それぞれのがんについて、現在がんである可能性を0.0~10.0の数値(AICS値)で報告します。数値が高いほど、現在がんである可能性が高くなります。現在がんである可能性を評価する目安として、「ランクA」、「ランクB」、「ランクC」の3段階に分類しています。
ランクがA、B、Cになるにつれて、現在がんである可能性は高くなります。
AILS®とは?
アミノインデックス®生活習慣病リスクスクリーニング(AILS®エーアイエルエス)とは、血液中のアミノ酸濃度バランスから、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスクと、4年以内に糖尿病を発症するリスクおよび、大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が現在血液中で低下していないかを評価する検査です。
アミノ酸の中には、からだの中で作り出せないアミノ酸=必須アミノ酸、十分な量が作り出しにくいアミノ酸=準必須アミノ酸があります。 たんぱく質を形づくるには、20種類のアミノ酸が必要ですが、そのうち約半分が必須アミノ酸および準必須アミノ酸であり、 これらは食事から継続的にバランス良く摂る必要がある必須栄養素になります。
■10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症した方、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症しなかった方のアミノ酸濃度バランス
■現在糖尿病の方、4年以内に糖尿病を発症した方、4年以内に糖尿病を発症しなかった方のアミノ酸濃度バランス
AILS®の評価できる内容
AILS®の報告内容
AILS(脳心疾患リスク)、AILS(糖尿病リスク)とAILS(アミノ酸レベル)の3つの検査項目があります。
AILS(脳心疾患リスク)の報告内容
AILS(脳心疾患リスク)値は、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスクを0.0~10.0の数値で報告し、 リスクを評価する目安として、「ランクA」、「ランクB」、「ランクC」の3段階に分類しています。
ランクがA、B、Cになるにつれて、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスクは高くなります。
「ランクA」を1とした場合のランク別の発症リスク(相対リスク)は以下の通りです。
AILS(糖尿病リスク)の報告内容
AILS(糖尿病リスク)値は、4年以内に糖尿病を発症するリスクを0.0~10.0の数値で報告し、リスクを評価する目安として、 「ランクA」、「ランクB」、「ランクC」の3段階に分類しています。
ランクA、B、Cになるにつれて、4年以内に糖尿病を発症するリスクは高くなります。
「ランクA」を1とした場合のランク別の発症リスク(相対リスク)は以下の通りです。
AILS(アミノ酸レベル)の報告内容
AILS(アミノ酸レベル)値は、0.0~100.0の数値で報告致します。数値が低いほど、現在血液中のいずれか 必須・準必須アミノ酸の濃度が低いことを意味します。 低いことを評価する目安として、「通常」、「低い」の2つに分類しています。 「低い」場合には、たんぱく質栄養不良、貧血、免疫・炎症の指標との関連が報告されています。
検査結果に基づくタイプについて
AILS(糖尿病リスク)とAILS(アミノ酸レベル)の検査結果に基づき、「タイプⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」の4つに分類され、更にAILS(脳心疾患リスク)の検査結果が「ランクC」の場合には、「*」マークが付きます。 それぞれのタイプに適した「タイプ別AILS®エーアイエルエス生活改善ガイド」を提供します。