睡眠時無呼吸症の検査について
簡易睡眠検査
自宅にて取り扱い可能な検査機器を使い普段と同じように寝ている間にできる検査です。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸状態から酸素、呼吸の状態を調べます。これにより10秒以上の無呼吸・低呼吸の1時間当たりの数(AHI)、酸素の低下状態が診断されます。
当院では検査会社との協力のもと、ほぼ毎日患者様の希望する日程での検査が可能となっております。
検査結果は検査終了後当院にて説明を行います。簡易睡眠今朝にてSASの可能性が高いと判断された場合には、さらに詳しい検査である終夜睡眠ポリグラフ検査を行います。
終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)
PSG検査はSASの検査の中で最も精密な検査になります。脳波、筋電図、心電図、呼吸、血液中の酸素飽和度などを測定します。この検査によりAHI、酸素低下状態、睡眠の質、不整脈などを評価し総合的に診断します。
PSG検査は一般的には1泊の入院が必要となりますが、当院では日本総合睡眠健診協会の協力の下、在宅での検査が可能となっております。
在宅での検査は自宅の寝具を使用できるため、普段の睡眠状態を正確に評価できることと、入院費用がかからないため経済的なメリットがあります。
また、検査機器が自宅へ郵送されるため比較的日程調整に融通が利くという点も忙しいサラリーマンにはありがたい点だと考えます。
もちろん、入院での検査を希望される方は専門施設をご紹介いたしますのでご相談ください。