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睡眠時無呼吸症の治療について

閉塞性睡眠時無呼吸症の治療は以下の3つがあります

①CPAP療法、②マウスピース ③生活習慣の改善

CPAP療法

 簡易検査にてAHI>40、PSG検査でAHI>20以上にて保険診療にてCPAP治療が適応となります。
CPAPとは鼻に装着したマスクから空気を送り込み気道の閉塞を予防するものです。
CPAPを使用すると最初のうちは違和感を感じますが、そのうちに慣れてきて夜はぐっすり眠れて朝はすっきりと起きることができるようになります。
また、CPAPを使用することにより合併症の予防が可能となり、無呼吸症のない人と同じくらい長生きをすることができます。
中等度以上の睡眠時無呼吸症に効果があるものはCPAP療法のみとなっています。

 

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マウスピース

睡眠時無呼吸症に対してマウスピースによる治療となり場合もあります。スリープスプリントと呼ばれ、下あごを上あごより前方に固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸を予防する治療法です。マウスピースは歯科医にてお願いすることが可能です。


一般的に軽症から中等症のSAS患者様に適応となります。

 

生活習慣の改善

減量

肥満が原因の場合には効果があります。10%程度の体重減少でAHIが26%低下したという報告があります。

体位

仰向けになると舌が落ち込み、気道が閉塞するため無呼吸が悪化すると言われております。このため体を横向きにして眠ると無呼吸が減るということが知られております。

飲酒・睡眠薬の制限

アルコールや睡眠薬は筋肉を緩める作用があり、気道の閉塞が起こりやすくなります。このため無呼吸症がある人は飲酒や睡眠薬の摂取には注意が必要です。

           

 

 

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