蔦屋重三郎「耕書堂」跡の説明板が新しくなりました
[2025.06.14]
当院前に設置されている、江戸の出版文化を代表する蔦屋重三郎ゆかりの地「耕書堂」跡の説明板が、このたびリニューアルされました。
これまでの案内板に比べて一層立派なつくりとなり、下部には江戸の町屋を思わせる格子状の意匠が施され、当クリニックの入るビルの外観とも調和しています。歴史と現代が融合した美しい佇まいとなっており、道ゆく方の目を引いています。
タイミングよく、現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』では、物語がいよいよ転機を迎え、蔦屋重三郎が日本橋通油町(現在のこの周辺)へと「耕書堂」を移す場面が描かれる予定です。ドラマを通じて、江戸出版文化の中心地であったこの地に、あらためて注目が集まることでしょう。
ご来院の際は、ぜひ足を止めてこの新しい説明板をご覧になってみてください。蔦屋重三郎がこの地で夢を育み、文化を育てたその歴史の空気を、ほんの少しでも感じていただければ幸いです。