栄養指導を考えています
今日は以前勤めていた病院の管理栄養士さんにクリニックへ来ていただきました。糖尿病や高血圧、高脂血症などのいわゆる生活習慣病の患者様の数はどんどん増えています。これらの治療には薬物によるコントロールだけでなく、栄養指導も非常に重要だと考えております。今後当院でも栄養指導を導入したいと思っています。
ところで栄養指導と聞いて皆様はどのようなものを思い浮かべるでしょうか?管理栄養士さんが、脂肪1kgの塊を持ってきて、「このくらい贅肉がついているんですよ」みたいな指導や、カロリー制限などについてお話する姿が思い浮かぶのではないでしょうか?これらの指導のおかげか?世の中のサラリーマンたちは、お弁当を買うときやカップ麺を購入するときなども「これは○○キロカロリーか?」などとつぶやきながらカロリーの少ないものを選ぶ習慣がついているはずです。
いっぽうで最近では炭水化物の摂取が諸悪の根源だという「糖質制限食」が大はやりで、「糖質制限食」に興味を持つ方もかなり多いと思います。大幅な体重減少効果もあり、実際に試みている方も多いのかもしれません。「糖質制限食」が体重減少に効果的なことは恐らく異論がないところだと思いますが、果たしてそれが長い目で見て真に体に良いものかどうかというのは、また別の考えだと思います。
自分は「糖質制限派」なのか「カロリー制限派」なのかという鋭い追及にはあえてお答えしませんが、今後栄養士のFさんともよく相談して当院としての独自の?栄養指導の方針を考えていきたいと思っています。
残念ながら私は料理は自分で作ることがほとんどなく、具体的なアドバイスはあまりできないのですが、「なるべく自然のものをいただく」ということが最終的には一番体に良いものだという実感はあります。
ここ数年は、ありがたいことに妻がお弁当を作ってくれており昼食にいただいており、お蔭様で体調も良好です。(曲げわっぱのお弁当箱はご飯がとてもおいしくいただけます!)
栄養指導については準備が整い次第おしらせいたしますので、しばらくお待ちください。