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院長ブログ

肩こりと高血圧(2020.09.29更新)

みなさんは「肩こり」はありませんか?2016年の「国民生活基礎調査」によると性・年齢階級別にみた症状別自覚症状のある者(有訴者)率(人口千対)の順位では「肩こり」は男性で第2位、女性では堂々の?第1位に輝いています。「肩こり」は男女とも30代から60代で多く、働き盛りの人たちにとくに多い症状だと思われます。

ちなみに男性の1位は「腰痛」です。「腰痛」は男性で30代から第1位となり、女性でも60代以降では頭痛を抜いて「腰痛」がトップに躍り出ます。

「肩こり」の原因

肩こりの原因には様々なものがあります
人間は二足歩行をしており、首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が緊張し血行が悪くなって重く感じるのが肩こりです。
肩こりを起こす原因としては筋肉の疲労や血行不良、末梢神経障害なども知られています。

筋肉の緊張

首と方の周辺には様々な筋肉があります。これらは重い頭や腕を支えて立っているだけで緊張し続けています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。また血行不良が続くと筋肉が硬くなります。

とくに最近ではデスクワークを長時間する方が多く、肩こりの症状を訴える方が増えているように思います。

頸部脊椎症、五十肩

人間の背骨が緩やかなS字カーブを描いていますが、背骨の間には椎間板というクッションがあります。このクッションが硬くなったり潰れたりすることで痛みの原因となりことがあります。

高血圧が原因で肩こりとなるかたもいらっしゃいます

高血圧が原因で肩こりとなることもあります。血圧が高く交感神経が優位になっていると血管が収縮し血行不良となり肩こりをきたすと考えられます。私のクリニックにいらっしゃる方で高血圧の方でもひどい肩こりのかたも沢山いらっしゃいます。この肩こりは血圧の治療をすることによって症状が改善する方もいます。
高血圧による症状としては肩こりの他、後頚部の痛みや重さなどが特徴的ですが、その他に激しい頭痛や嘔吐などがあれば高血圧緊急性や高血圧脳症などの症状の可能性がありますので緊急の受診を必要とします。

筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)について

筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)という症候群が知られています。これは筋膜Myofasciaの異常が、原因となって痛みやしびれを引き起こす病気です。々が急激に重い物を持ったり、無理な姿勢等により繰り返し筋肉に負荷をかけると筋膜に負荷がかかります。筋膜の負荷はいわゆる筋肉痛として生じ、数日程度で自己回復をします。しかし、さらに、繰り返し筋肉に負荷を与えたり、寒冷にさらされたりりて血行の悪い状態が続くと、短期間で自己回復できなくなります。この状態が筋膜性疼痛症候群(MPS)になった状態です。


筋膜性疼痛症候群に対する治療としては筋膜リリースという局所麻酔の注射や鍼などで治療する方法やマッサージやストレッチなどがあります。

肩こり体操

肩こりには体操が有効です。

下記は東京都医師会からのパンプレットの肩こり体操

高血圧で肩こりや頭痛の方はご相談ください

私は見ていなかったのでが、NHKの「チコちゃんに叱られる」では「なぜ子供は肩をこらないの?」という疑問に

「無駄な動きが多いから」

という答えであったと聞いています。

実は私も肩こりがひどかったため、高血圧の患者様がいらっしゃるときは肩こりの程度を拝見することが多いのですが、子供と違って同じ姿勢で長時間仕事をしている方が多く肩こりに悩まされる方が多くとくに事務職の方は人によってはカチカチでひどい状態の方もいらっしゃいます。とくに肩こり+高血圧の方は、肩こり体操だけではなかなか症状が改善しませんのでぜひ一度ご相談いただければ思っています。

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